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中国の米国債買いが円上昇(円高)になる理由

投稿日:

中国の米国債買い、金利低下の一要因
http://blogos.com/article/90765/

 WSJ(ウォールストリートジャーナル)の記事が興味深かったので
ちょっと分かりやすく解説します。

 

上のリンク先の記事を読めば大体は分かりますが
ここはFXのサイトらしく、チャートを使ってみてみましょう。

米ドル/元チャート

2014年の1月は下落していますが、6.01480を安値に上昇しています。
その後4月30日に高値6.27150を皮切りに下落してきています。(調整下落)

安値と高値の差は2567pips!

元を売って、米ドルを買っていることが一目瞭然です。

これだけ米ドルを買っていれば 、この米ドルを他の投資先に振り分けたいわけです。
それが米国債を買う行為です。

当の米国は、すごく簡単に言うと、米国債を買ってくれるわけですから
それだけ需要があるということなので、金利は自然と低下することになります。

※逆に金利が高くなるということは、金利を高くして付加価値をつけなければ買ってくれないので
金利が必要以上に高くなるのは危険だということ。(それだけ人気がない、避けたいということに繋がる)

 

これで米ドルの持ち分は減りましたが、中国独自のポートフォリオの割合があるので、
米ドルを他の資産にも振り分けて減らしていくことも同時に行っています。

それが、円安にならずに円高になっている原因でもあります。

米ドル円チャート

 

 

次に中国元/円チャートを見てみます。

中国元/日本円チャート

 

中国元/円は、米ドル/円と米ドル/中国元の合成でできています。

計算方法は

米ドル/中国元 ÷ 米ドル/円 = 中国元/円

 

チャートを見ると分かるように、下落して円高になっています。

つまり、何が言いたいかというと、米ドル/中国元と中国元/円は相関関係になっており
どちらかが上昇すれば、片方は下落していくということです。

この2つを並べてみてみます。

米ドル/元チャート中国元/日本円チャート

このことから次のことが言えます。

CNY(CNH)▶︎USD▶︎JPY

中国元を中心にして見た場合、米ドルを売って円を買っているという流れが
これでわかったと思います。

よって、中国の米国債購入のために調達した大量の米ドルは
米国債を買う(米国債は米ドルで購入するので米ドルを売る形になる)他にも
米ドルを売って円を買う動きにもなっているのです。

これは円以外の通貨も行っていますが、円の方が顕著にこの傾向が出ています。

 

このようなニュースが記事になったとき、本当にそうなのかということに疑問をもって
チャートを比べてみると経済の動きと通貨の動きの理解が深まります。

WSJやロイター、ブルームバーグなどのニュースを日々チェックして
経済動向、社会情勢と為替の動きを手を動かして、自分の頭で考えてみてください。

 

 

 

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