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ダウ1万8000ドル突破でドル高円安、資源国通貨高。でも米経済の失業率改善スピードに注意!【ファンダメンタル分析】

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crossjpy0419

いきなりクロス円の週足チャートから始めてみました。
昨日は月曜日だったので週足チャートではなく日足チャートでもよかったのですが
なんとなく週足にしてみました。

下3つの資源国通貨とのクロスはあと少しで上昇しやすいエリアで推移してきそうなので
ここら辺が盛り上がって買いが増してくると、ドルストレートでドル売り、
ドル円ではドル買い円売りが活発になっていきそうな雰囲気があります。

このことを裏付けるかはわかりませんが、ここまでのニュースを見ていきましょう。

 

原油価格の下支えはクウェートのおかげ?

長引く世界的な原油の供給過剰の解消を目指した産油国協議が物別れに終わったため、原油相場は序盤に下落したが、その後は落ち着きを取り戻した。これを受けて石油大手シェブロン(CVX.N)が1.5%高で終えた。

米連邦準備理事会(FRB)の積極的な利上げ姿勢が後退したことにも支えられ、ダウ平均はこれで年初来2%高となり、過去最高値にをわずかに約2%下回る水準にある。1万8000ドルの大台突破は昨年7月21日以来。
(via:米国株式市場は上昇、ダウ1万8000ドル突破

 

終盤のニューヨーク外為市場では、ドルは円以外に対して幅広く下落した。主要産油国による週末の増産凍結協議が不調に終わった影響が薄れ、米連邦準備理事会(FRB)のハト派的姿勢が意識される中で、リスク志向が強まって豪ドルやカナダドルなどの資源通貨が買われた。

アナリストによれば、欧州中央銀行(ECB)が21日に理事会でさらなるユーロ安を促す措置を講じるのは難しいとみられることと、FRBが利上げを急がない方針を続けるとの観測が合わさって、ユーロ高/ドル安が進んだ。

クウェートで発生した石油・ガス労働者のストライキが原油価格を下支えするとともに豪ドルを押し上げた。一方でリスク志向が上向いたため、ドル/円JPY=は上昇した。
(via:ドルが対円以外で下落、資源通貨に買い=NY市場

クウェートの石油・ガス労働者、Good Job!ですが、これだけで本当に原油価格が
下支えするとは思えません。もっと見えないところに何かあるはずです。
ま、あるとすればこのまま増産が続くと自分たちの賃金が安くなるだけなので
それを見越したトレーダーが相場を動かしてきたと考えるのが妥当です。

 

米失業率の変化率と金利正常化はイコールの関係

ローゼングレン総裁は「金融先物市場が織り込む非常に緩やかな利上げの道筋は景気過熱をもたらす可能性が高く、そうなれば金融当局は最終的に望ましいペースよりも急速な利上げを余儀なくされ、現在進行している景気回復や持続的な成長が脅かされかねない」と述べた。同総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票メンバー。

市場は現在、向こう3年間について、各年に約0.25ポイントずつの利上げを織り込んでいるが、ローゼングレン総裁は自身と多くの民間エコノミストは金融市場の予想よりも「はるかに健全な米経済」を想定していると、コネティカット州ニューブリテンでの講演のテキストで説明した。

米経済成長が1-3月(第1四半期)に鈍化したと認めながらも、4-6月(第2四半期)には加速に転じ、雇用も引き続き拡大すると予想。「海外からの強い逆風やそうした逆風に絡んだ市場の動揺があったものの、米経済は基本的には健全であり、ほとんどの貿易相手国の経済よりも良好なパフォーマンスを示す可能性が高いと私はみている」と述べた。

投資家が想定する「極めて緩やかな金利の道筋」ではなく、「緩やかな金利正常化」と並行して進めるべきだと述べた。
その上で、市場が予想する利上げペースでは失業率が低くなり過ぎる恐れがあると指摘。その場合、当局はインフレ率が目標の2%を大きく上回ることのないよう、急ペースでの利上げを余儀なくされると説明した。同総裁は「現在の失業率は、失業が大幅かつ急速に減少すれば危険にさらされ得る水準にある。米当局が完全雇用水準を大幅に行き過ぎるという、過ちに陥らないようにすることが望ましい」と述べた。
(via:米ボストン連銀総裁:市場が織り込む利上げペースは悲観的過ぎる

ニューヨーク連銀のダドリー総裁は18日、米経済情勢は「おおむね好調」だが、経済に対する向かい風がなお存在していることから、FRBは利上げには慎重な姿勢を維持していると発言した。
(via:ドルが対円以外で下落、資源通貨に買い=NY市場

ニューヨーク連銀ダドリー総裁とボストン連銀ローゼングレン総裁の言葉は意味深です。

というのも米経済は基本的には健全に成長しているので金利も緩やかに上昇させると思いきや
まだ海外の不安定な状況を合わせて考えると金利上昇はそんなに簡単にはいかないよというわけです。

さらに失業率の低下が急速に早まるとインフレ率2%を大きく上回るので
景気にも影響していく可能性を示唆しています。一般的には失業率低下は良いことですが
そのスピードが速いとインフレが行き過ぎる可能性があるということなので
今後のアメリカの失業率の変化には要注目です!

 

金利が高い通貨は買われる傾向にあるので、内需が安定していないと国内景気が悪化するので
金利を段階的に上げることは検討しているけど焦るなよ、と言っているのが今回の引用部分です。
だから穏やかな金利正常化も目指さないといけないということです。

健全な景気には健全な失業率が存在するとは考えものですね。

<補足>

インフレになるとお金の価値が小さくなるので、物価が高くなります。
高くなると物やサービスを購入するためにもっとお金を増刷します。
(ジンバブエみたいに桁数を変えたりとかもある)

行き過ぎたインフレは景気を悪化させてしまうので、今度は今まで増刷したお金を
戻して自国の通貨量を調整していきます。そのために金利を高くしたりするなど
お金を回収する手段を増やしていくことになります。

 

ドルの動き

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こういった背景からドルが円とスイスに対して上昇し、ドルを資源国通貨に投資したり
株に投資したりしたのでこのような動きになったと思われます。

このままドル買い戻しからの資源国通貨買いが続けばドル円も安定していきそうですし
時間と価格の関係から110円を越えてくる動きとなるかもしれません。
そうなった場合は次はユーロに関心が向くはずなのでユーロの動き(特にユーロドル)も
チェックを忘れずにしましょう。

ただし、まだ初歩的な値動きの勉強をしている人は1つの通貨ペア(ドル円やドルストレート)に
絞ってみていくようにしましょう。あれもこれも通貨ペアをやってもあまり良い結果にはなりませんので。

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