ドル円(USDJPY) 年間見通し 米ドル(USD)

ドル円は長期的に見て超円高へ向かう。目先は106.63-76、長期的に83.49-62、超長期的に75.60付近へ早ければ2019~20年に到達する?!

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基本的に中期、長期的な戦略予測はしません。
その理由はファンダメンタルの影響や思惑などテクニカル以外で動く要因が
短期(2〜3日以内)よりも入りやすく、ポジション量の入り具合や多さも違います。

長期的なトレンドや流れに中期・短期のトレンドや流れを合わせるのが常識なのは
積み重なっているポジション量の違いによるものです。
大きな時間足で作られたトレンドはそれだけ資金が入っているわけであり
それを逆に向かせるには長期的なポジションを狩り続けないといけません。

指標や世界情勢の不測事態(テロや戦争、政権交代や国を左右する選挙など)がない限りは
一瞬〜短期間で流れを変えることはできません。
世界経済や情勢のスピードは年々早くなっているので不確定要素が多くなり
長期的に予測しづらくなっているので、長期的予測は予測精度がかなり落ちます。

そういう理由で滅多にやらないのですが、ドル円は気になる動きになってきたので
ドル円週足チャートを見ながら超長期的な流れを見ていきましょう。

 

ドル円週足チャートと相場の黄金ルールという本

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相場の黄金ルール」というジョージ・リンジーというテクニカルアナリスト?が
提唱したチャートパターンから天井と底を見つける手法があります。

アマゾンでは酷評ですが、全てが同じように使えないにしてもパターン分析としては
現代でも、FXでも使える部分はあります。この本では日足を基本にしていますが
週足などにも使えます。また、1時間足や5分足、1分足でも使えることは使えますが
5分足や1分足では上位足の影響も受けるので、あまり適切ではありませんでした。

細かなルールは本を読んでいただくとして、このチャートパターンにドル円週足を合わせてみます。

 

3つのピークとドーム型の家を完成か?!

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左端の「3つの山」からの1つ目の山と2つ目の山のどちらかの安値を抜けたところに
分断された下落」がありそこから下落の流れが出てきています。

中央のダウンチャネルライン(薄黄色)でほぼ等しいチャネルラインができています。

上図はラインチャートで見ていますが(通常、相場の黄金ルールはラインチャートで見る)
ローソク足にすると、よりチャネルラインが効いているエリアになります。

 

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ローソク足(またはバーチャート)で表示し、チャネルラインを若干修正しました。
ダウントレンドなので起点となる2つのラインを結び、その2点の間にある安値で
下値をサポートするラインを引くことでチャネルラインができます。
綺麗にチャネルライン内で推移していることが明らかです。

そしてこのチャネルラインを超えて急騰するのが「1階の壁」と呼ばれるものです。
「1階の壁」の上昇が収まりレンジになる状態(紫背景のチャネルライン)が「1階の屋根」です。

 

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「1階の屋根」を越えてくると「2階の壁」と呼ばれる上昇が強まる動きがとなります。

その後は上昇が続きますが、上昇の力が弱くなっていき、三尊天井を作り「2階の屋根」となります。
この「2階の屋根」は必ず「3つの山」を越えてできることがドーム型の家のルールです。(水色点線)

そして三尊天井から急落していますが、どこかのタイミングで上昇していきます。
三尊天井のネックライン付近まで戻す動きが出ると最後の上昇となり、上昇できずからの下落が始まります。

この下落は上昇が始まったときの最安値(黒ゾーン)まで続くというのがセオリーとなります。

 

相場の黄金ルールパターンで下落になる3つの根拠

相場に絶対はないので、世界情勢や各国の政策によって動きが大きく変わりますが
相場の黄金ルールが発生している状況で、これが綺麗に決まる確率が高いという根拠があります。

 

根拠1 過去に106.635-732、83.499-611、84.221-361に窓があること

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(チャート図の窓開けを記した平行線(赤)は今までのものから修正しています)

実はドル円はこれまでに2回、大きな窓を埋めずに強い上昇となっています。

それが2016年11月14日週の106.635-732、2012年12月17日週の83.499-611、
2012年12月24日週の84.221-361の窓です。

窓は必ず埋めることがセオリーですが、窓を開けた方向へ動きが強ければ窓を埋めずに
その方向へ動き続けます。しかしいつかは埋めなければいけないので、その動きが出ることになります。

 

根拠2 ラインチャートで引いたトレンドライン

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高値を抑えているトレンドライン(紫)はラインチャートで引いたラインですが
それが直近の高値を抑えています。上昇するにはこのラインを終値で越えることが条件になります。

次に平行線(紫)を終値で終えてくると上昇しづらくなります。
まだはらみ足であり、はらみ足で週足が確定して2016年が終わるのはほぼ確定ですが
このはらみ足を下に抜けて山(トップ)を作ってくると下への動きが強くなっていきやすくなります。

 

根拠3 トランプ政策はやがて方針転換する

アメリカ大統領選挙でトランプが勝利したことでトランプ大統領が確実になったことで
強いドル、強いアメリカを意識した経済政策でドルは上昇していきました。

しかし強いドルであるということはドル高ということなので、輸入品が安くなるということです。
輸入品と国内製品のバランスが崩れる時がいつか来るので国内製品も安くなり、
結果的に物価安になりやすくなります。

ドル高=輸出に不利になるのは周知の事実なので、国内で作ったものが国外で売れなければ
輸出企業は大きな打撃を受けます。全ての製品、サービスが国内で需給バランスが整っていれば
問題ないですがそのバランスが崩れるようになっているのが摂理です。

そうなってくるといつまでも強いドル政策をとると言っていられなくなるので
一方的にドル安に誘導する場面が出てきて、必ずそのしわ寄せは日本に向くので円高になります。
これは仕組まれている動きなので日本が介入すれば非難され、介入しても成果なく終わります。

もちろん、円だけが買われるのではなく、欧州通貨(ユーロやポンド)も変われますが
今の状況ではある程度高くなっても許容範囲だと思われます。逆に経済に好影響がでます。

このようなことが想定されるので、これがもし仕組まれているならばドル円は大きく崩れることになります。

 

最初の下落ピークは2017年6月19日週前後

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最初の下落のピークは高値をつけたところから計算すると107期間であるとされています。

週足では107週後となるので、高値をつけた2015年6月1日週から107週後は「2017年6月19日週」です。
もしくはこの前後になるので2017年5月〜8月あたりに最初の下落ピークがあって
最初の窓を埋める動きになる可能性があります。

今現在のドル円は116円なので、106.635-732に到達する下落の時間は半年あれば
変動するには十分です。上昇ではなく下落なのでスピード感から言っても想定できる範囲内です。

 

最終的な下落ターゲット到達の時期

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上昇のサイクルは相場の黄金ルールだと221~224日ルールというものがあり
この週足であれば221~224週が最適です。

しかし実際には187期間であり40週ほど足りません。これがどう影響するかは未知数です。

 

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サイクル理論で考えた時、ラインチャートでの安値ー高値を1つのサイクルとすると、
同じ期間で導き出された日付は「2019年1月7日」です。(黄色のラインは動きの目安)

ローソク足にしても同じなので、おおよそ2019年年明け前後、もしくは初旬には下落のピークが来ます。
2019年より前の2018年10~12月に来る可能性もありますし、2019年中旬〜2020年中旬になる可能性もあります。

 

超円高で2020年東京オリンピック開催不可能か来日者は推定人数より激減?

円高のピークになるのが2020年であるとすれば、2020年7月24日~8月9日に行われる東京オリンピックは
推定人数より大幅に減ることが予想されます。つまり東京オリンピックは大赤字になり
日本は大不況への道を・・・という形になります。東京都は赤字返済できず首都としての面目がなくなる
なんていう最悪のシナリオがあります。

開催までに円高が進み続ければ日本経済も大打撃を受けるのでオリンピックどころではなくなり
今でさえ大きな問題が山積みで解決できていないのに、この円高が重石になれば開催不可能になるので
東京オリンピックを返上する方が得策になります。

相場の黄金ルール(3つの山とドーム型の家)を知らなくても、サイクル理論だけ考えたとしても
2019年は安値をつけるピークが来ます。2020年の7月末までにいくらか円高を抑えて、
円安に誘導できる政策を取れる総理大臣がいれば話は少し変わってきますが、
安倍首相が交代した後に何年も総理大臣職を継続し、有効な政策をとり続けるほどリーダーシップ、
サポート体制を作れる人が出てくるか分かりません。

期待はしていますが難しいかなと思います。
1年で17~20円近く動くとしても75~77円まで下落していれば92~97円台で100円台には
まだまだ遠い状況です。

この超円高が規定ラインだとしたら日経平均も徐々に下がって7000円台になり
株価も下がりデフレ状況に再度なっていきます。年金も運用成績が下がり悪化するので
どんどん減額される、年金支払い増額、受給年齢が2~3歳は上がるでしょう。

それまでにビジネスである程度稼いでおくか、投資で自分年金を作っておくかしておきましょう。

今回の記事がその通りになる保証は全くなく、むしろ外れる可能性の方が高い個人的な見解なので
投資は各自自己責任で行ってください。

デューカスコピー・ジャパン

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