FXコラム FX初心者の方へ

BidとAskとスプレッドの関係 〜スプレッドのない世界を想像してみよう〜

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bid.ask.スプレッド

FXでトレードするには欠かせないのが、価格です。

価格にも2種類あり、自分が売りたい価格をBid値、自分が買いたい価格をAsk値と呼びます。

2つの価格の差がスプレッドというもので、FX会社の収益になります。

 

■なぜ2種類の価格があるか

 FX会社が出しているレートは、インターバンクと呼ばれる提携している銀行の
レートを組み合わせて表示しています。

基本的にはカバー先と呼ばれるのですが、大抵1社あたり3〜5行提携しています。

各銀行が提供しているレートは違っており、この提携先でベストなプライスを表示している部分を
FX会社は採用し、FX会社のコスト分をプラスして私たちトレーダーに表示しているのです。

そして注文を通しています。

 

さて、ここからがややこしくなるのですが、
私たちが通常トレードするときは、Bidで売り(ショート)、Askで買い(ロング)です。

ですが、FX会社などのレート掲示者は、この反対のことを行っています。
つまり、Bidで買い、Askで売りを行っています。

もっと分かりやすくすると、
私たちトレーダーが売れるということは、FX会社が買ってくれるから売れるわけで
反対にトレーダーが買えるということは、FX会社が売ってくれるから成り立つのです

 

私たちトレーダーは、銀行のレートで直接取引できないので
その代わりにFX会社が間に入ってやってくれているわけです。

しかも複数の銀行から最適なレートをシステムで選んでくれて常時提供してくれています。

その代行をしてくれているFX会社が継続的に私たちトレーダーにレートを掲示していくには
利益を出して会社を存続させていくしかありません。

それがスプレッドなのです。

 

■スプレッドが低ければ良いわけではない

Bid値とAsk値の差がスプレッドと呼ばれます。

最初の画像の価格でいえば

101.505-101.500=0.005

通常下2桁から〜銭、〜pip呼ぶので、0.5銭(ドル円などクロス円の場合)がスプレッドになります。

このスプレッドにトレードする通貨量を掛けたものがFX会社の収益になります。

 

 今はどの会社もスプレッドが低くなっていますが、スプレッドが低いということは
それだけ収益性が悪いということなので、どこかで調整してくるようになります。

それが約定率だったり、指標時のスプレッド拡大だったり
レートに加算するトレーダーには不透明なコストを増やしたりします。
もちろん良心的な会社はありますが、全てとはいいきれません。

どこかで帳尻を合わせなければFX会社の存続自体ができないので仕方がないことです。

ハイレバが出来た頃はそれでも良かったのですが、今は法人口座でしかできないので
収益は落ち込んでいる現状です。

 

■スプレッドがない世界

スプレッドがなぜあるかは、これで分かったと思います。

ではスプレッドがなくなるとどうなるのか。

 

各銀行のプライスを掲示してくれること、取引できる場所がなくなるので
トレーダーはトレードが出来なくなる。

 

だからスプレッドが大きいからとか文句を言ってはいけないのです。

FX会社があるからこそ、トレードができるのであって
そのためには喜んでスプレッド代を払いましょうっていう気持ちを持ってください。

もちろんあまりにも時代に逆行したスプレッドは論外ですが
既に今あるFX会社の標準はドル円でも1.5pipsくらいまでです。

スプレッドが低くても負けるものは負けますし、利益になるものは利益になります。

問題なのは、トレードの質を高められないトレーダーの責任なので
スプレッドに左右されないようなトレードをし、利益率を高めていくことが
トレーダーとして生きていく最低限の仕事です。

 

■ECN口座が今後増えていく

海外口座を持っている人はご存知でしょうが、
通常の低スプレッドに外付け手数料(経費として認められる)でトレード出来るものがあります。

主にECN取引と呼ばれていて、トレーダーの注文をそのまま市場に流します。
そこには価格の透明性と流動性があるので信頼性も高いです。

また、板情報も見られるので注文量も随時見られるようになっていますが
動きが早すぎるので、特に見なくても構いません。

 

日本でもこの外付け手数料だけで運営している会社が出来てきました。

参照:独占タイアップ!デューカスコピー・ジャパン株式会社とのタイアップがいよいよ開始![PR]

 

そうでないとFX会社自体が生き残れないので、今後は必然とそういう流れになっていくでしょう。
現に日本は取引量では世界一ですが、収益率・利益率では標準並です。

低スプレッドを維持するにはもう外付け手数料をとるしかなくなってきますが
手数料をさらに取るとなると顧客が離れてしまうことを恐れているのが
国内FX会社の見えない泣き所なのです。

僕の意見としては、変に注文を約定させないくらいなら、
手数料を取っても約定してくれる方が嬉しいので、そういう意見をFX会社に届けてあげた方が
FX会社もサービス改善出来るし、自分にとっても良い環境が出来上がると思うのです。

もちろん反対意見はあるでしょうが、スプレッドに手数料をほんの少し入れたくらい
(1万通貨で60〜70円前後)で負けるようなトレードをしているうちは、
低スプレッドでも利益は残らずに損失だけでしょう。

だからきちんと学んで、自分の頭でしっかり考えて、経験を積んで自立しなくてはいけないのです。

 

■まとめ

もし売りと買いの2つの価格(2WAYプライス)がなければ、その価格が妥当かどうかわかりません。

価格が高いところで買わされたり、価格が低いところで売らされたりすることも
あるかもしれません。それをしない代わりにスプレッドというものがあり
その中でFX会社は収益を上げて、トレーダーが自由に売買できる環境を維持していることを考えると
また違った印象でトレードができると思います。

 

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